矯正

5歳女児|反対咬合(受け口)と低舌位にプレオルソと舌トレーニングを行った症例

1.症例情報

患者情報5歳女児
主訴3歳半検診で受け口と指摘され来院された
治療動機噛み合わせの改善、永久歯列の心配

2.診断と治療方針

診断反対咬合、低舌位
治療方針4歳からプレオルソと舌トレーニングで改善を目指す。

3.治療方法

治療方法プレオルソを日中1時間と就寝時に使用してもらう。
プレオルソ使用中は口唇を閉じるよう意識してもらう。
舌の位置を意識してもらう。
治療装置プレオルソ(プレオルソは、子どもの口呼吸、低舌位、ポカン口、舌癖
など口のクセを整えて、歯並びの成長を助ける矯正装置です。口呼吸や舌癖などの
悪習癖を改善し、自然な歯並びへと導きます。

4.術前・術後写真

before

after

5.治療結果

治療費用¥55、000‐(検査費、調整料は除く)
治療期間約10ヶ月
患者の満足3歳半検診の時に受け口を保育園で指摘されて来院しました。
4歳からプレオルソをスタートするとのことでそれまでは家での口のトレーニ
ングを教えてもらいました。4歳になりプレオルソをスタートしたところ舌を
正しい場所に置くことや口を閉じるのが難しく本人も嫌になる事もありました
が、スタッフ方のサポートもありもうすぐ歯医者があるよと言うと頑張って
くれるようになりました。
お子様からは噛みやすくなった、初めは嫌だったが歯医者に来たら頑張ろうと
思った。などの声をいただいております。

6.プレオルソの主なメリット

  • 痛みが少ない・違和感が少ない
  • 柔らかい素材でできたマウスピース型装置のため、金属の矯正装置に比べて痛みや不      快感が少ない。
  • 取り外し可能で衛生的
  • 食事や歯磨きの際に外せるため、虫歯や歯肉炎のリスクを抑えやすい。
  • 装着時間が短く、生活に支障が出にくい
  • 日中1時間+就寝中の装着でOK。学校や外出時は外してよく、子どもが続けやすい。
  • 口呼吸や舌癖などの悪習癖を改善できる
  • 舌の位置や唇・頬の筋肉のバランスを整えることで、歯並びを悪化させる根本原因を
    改善
  • 将来的な本格矯正の負担を軽減
  • 成長期に口腔機能を整えることで、後の矯正治療が不要になったり、期間や費用を抑え
    られる可能性がある。
  • 既製品で比較的低コスト・短期間
  • リスクと注意点
  • 装着時間が不足すると効果が出にくい。
    日中1時間+就寝時の装着が基本ですが、使用時間が短いと治療効果が
    十分に得られません。
  • 適応外の場合がある
    プレオルソは、骨格的な問題や重度の顎のズレがある場合には適応が
    難しいとされています。
    顎の成長がすでに終わっている年齢層にも効果が出にくいことがあり
    ます。
  • 歯列の細かい調整ができない
    ワイヤー矯正のように歯を直接動かす装置ではないため、細かい歯の
    位置調整には不向きです。
  • 違和感や痛みが出ることもある
    素材は柔らかく、痛みは少ないとされていますが、装着初期に違和感や

軽度の痛みを訴えることがあります。

7.今後のメンテナンス方法

  • 後戻りのリスクに注意
    プレオルソは口腔周囲筋のバランスを整えることで歯並びを改善し
    ますが、治療後に悪習癖が戻ると歯並びも後戻りする可能性があり
    ます。
    特に、口呼吸・舌の低位・頬杖・舌癖などが再発すると、歯列に影
    響を及ぼします。
  • 口腔習癖の継続的な改善
    治療後も、舌の正しい位置(上顎前方)を意識することが大切です。
    鼻呼吸の習慣を維持し、口唇閉鎖を心がけましょう。
  • 成長に伴う変化への対応
    顎や顔貌の成長により、歯列が自然に変化することがあります。
    成長期の変化を見越して、必要に応じて本格的な矯正治療へ移行す
    るケースもあります。
  • 保護者のサポートも継続
    お子さんが習慣を維持できるよう、声かけや環境づくりを続けてい
    ただくことも重要となります。
    生活の中で自然に口腔機能が使えるよう工夫することが、長期的な
    安定につながります。

8.定期検診

1~2ヶ月に一度来院していただき、歯のクリーニングと同時に歯列や

咬合の変化や虫歯がないかなど一緒にチェックさせていただきます。

免責事項・医療広告ガイドライン遵守

この症例は当院で実施した自由診療の治療例です。

治療の効果や経過には個人差があります。すべての方に同じ結果が得られるとは限りません。

自由診療のため、保険適用外となります。治療費は症例ごとに記載した金額が目安となります。

治療には次のようなリスク・副作用が生じる可能性があります(治療法により異なります):

  • 治療部位の腫れ・痛み・出血
  • 治療後の知覚過敏
  • 素材アレルギーの可能性
  • 装置の破損・脱離リスク
  • 効果が安定するまでの経過観察が必要
  • 治療内容や個人の状態によっては追加治療が必要になる場合があります

詳しくは担当歯科医師にご確認ください。ご不明な点はお気軽にご相談ください。