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小児矯正とは

2024.03.19

小児矯正とは

小児矯正は、歯や噛み合わせに問題がある子供に対して行う歯科治療の1つです。子供の歯列を整えるための治療です。永久歯が生え揃う前、もしくは生え揃ってすぐの状態から行う矯正治療で、骨やあごの成長発達に合わせて歯の生え方や歯並び、あごの発育をコントロールし、歯並びや噛み合わせを理想的な状態に誘導します。小児矯正のように早い段階から治療を始めることで抜歯の可能性を減らし、永久歯の生えるスペースを最大限に活用することができます。

小児矯正のメリット

小児歯科 [診療科目] | 大森歯科クリニック 東京都大田区の歯科医院

  • 抜歯の可能性が減る:小児の段階では顎の骨が柔らかく顎が狭くても広げることが可能なので、歯の大きさに合わせて顎の大きさを変えることができます。矯正を始めるにあたってCTやセファロを撮影することで歯と顎の大きさがあっているか確認します。
  • 顎の骨のバランスを整えやすい:先述の通り、子供の顎の骨は柔らかいため顎の骨のバランスも整えやすいです。歯並び・かみ合わせの悪さの原因は歯だけではなく顎にも問題がある場合が多いです。大人になると顎の骨を広げることが難しく、場合によっては外科手術も必要になってきます。小児矯正を行った場合、上下の顎の成長を抑制したり促進させ治せる可能性が高いです。
  • 口の機能の発達を高められる:指しゃぶり・口呼吸などの癖は、歯並びだけでなく発音・食べ方・飲み方に影響を与えますが、小児から矯正を行い癖を改善することで口腔機能の促進が可能になります。
  • 顎を中心に筋肉や骨格が整う:歯列が悪いと、左右均等に噛めなくなるため、使う筋肉の左右差も生じて、顎が歪んできます。また、顎の筋肉は頭を支える働きもあるので、首に負担がかかったり、子供の頭痛や肩こりの原因にもなりえます。
  • 早くから虫歯や予防の知識が身につく:矯正治療を行うことで歯医者への定期的な通院が必要となり、通院毎に矯正治療の進捗状況だけではなく虫歯・歯周病にならないようにケアも同時に行われるため、自然と虫歯・歯周病に対する予防の知識が身につきます。

小児矯正のデメリット

  • 治療期間が長引く可能性: 小児矯正は時間を要する場合があります。一般的な治療期間は~3年、長くても4年ほどといわれていますが、お子さんの歯の生え変わりのタイミングなどで長期化する場合があります。
  • 矯正中に虫歯のリスクがある:マウスピース矯正や可撤式装置(取り外しができる装置)の場合は、自分で取り外してブラッシングできますが、ブラケット矯正などの場合は、装置を自分で取り外すことはできないため、装置の間に食べかすが溜まりやすく、磨きにくい箇所が多くなるので、虫歯のリスクが高くなります。
  • 日常生活にストレスがかかる:固定式の矯正装置は、自分で取り外すことができないので、長い期間、装着したまま生活するというストレスがかかるものです。しかし、歯並びが悪いまま大きくなって、コンプレックスが続くよりは、早期に治した方が長い目で見れば、精神的なストレスや負担が少ないと考えられます。
  • 一時的に歯並びが悪くなる: 矯正中は一時的に歯並びが悪くなることがありますが、最終的には改善されます。

小児矯正スタートのタイミング~成長に合わせた2つの開始時期~

小児矯正スタートのタイミングはお子さんの顎の成長度合いによるため、正解はありませんが歯並び・噛み合わせが気になったら受診しましょう。

小児矯正開始の時期は歯の生え変わりを目安に大きく分けて乳歯のみまたは乳歯と永久歯が混在している「第一期治療」と永久歯が生え揃った後の「第二期治療」に分かれます。

幼児期からの定期的な観察が理想

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小児矯正スタートのタイミングの正解はありませんが、幼児期から定期的な観察が理想とされています。歯並び・かみ合わせは顎の大きさ・形にも影響しているため、顎の骨が成長段階である幼児期から観察するのが適切なのです。
まだ永久歯が生えていない時期や永久歯と乳歯が混じり合っている時期(混合歯列期)に、顎の成長を見ながら矯正治療を行うことを「早期治療」といいます。永久歯が揃い顎の骨の成長が予測できるようになったら、「本格治療」のスタートです。

小児矯正のリスク

  • お子さんが矯正装置や通院を嫌がり、治療がスムーズに進まない:矯正装置によっては違和感を覚えたりすることがあります。また、矯正装置による見た目を気にするお子さんもいらっしゃいます。歯科医院が苦手な子供や通院を面倒と感じるお子さんは、通院を嫌がる可能性もあります。しかし矯正装置を嫌がり装着しなかったり通院をしなかったりすると、矯正治療を思うように進められません。治療を拒否したお子さんに対し、無理強いすると歯科医院そのものを嫌いになってしまいます。小児矯正を始めるときは、子供も納得した上で治療を進めることが大事です。
  • 成人矯正に比べ治療期間が長い:一般的には1~3年、歯並びの状態によっては長くて4年以上かかりますがあくまでもお子さんの歯の生え変わり次第なので個人差が生じます。また経過観察や定期的なメンテンナンスも必要になるため、根気よく治療に向き合う必要があります。

 

小児矯正の種類

1期治療(6歳から12歳)

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一期治療は「歯並びを整える」というよりも、顎のバランスを整える「土台作り」が中心の【骨格改善】になります。永久歯が理想的な位置に並ぶようにし、正しい噛み合わせを行えるよう骨格を整えていく治療が中心になります。併せて舌の癖や指しゃぶりなど、顎の発育に悪影響を及ぼす習慣も正していくことで、顎の発育を整えることができ、大人になって外科矯正治療により顎のバランスを整える必要性は低くなります。

    • 1期治療は、子供の矯正の最初の段階です。
    • この期間では、成長を利用した治療が行われます。
    • 骨格的な改善を目指し、さまざまな装置を使用します。
    • 1期治療のメリットは、抜歯の可能性を減らせることです。
    • 出っ歯や受け口、ガタガタなどの問題を改善します。

 

2期治療(13歳以降)

1期治療のテーマは「骨格改善」でしたが2期治療のテーマは【歯並びの改善】です。1期治療で骨格のズレや歪みを改善した後、2期治療で歯と歯の間の隙間やねじれを改善していきます。

ワイヤー矯正の仕組みと種類 | あいおい歯科 新宿駅前歯医者・矯正歯科

    • 2期治療は、すべての永久歯が生えそろった後に行われます。
    • 2期治療の期間は約2〜3年です。
    • 保定期間も考慮すると、治療は14〜15歳まで続くことがあります。

2期治療の矯正では永久歯が生え揃い、顎の成長もある程度進んでいるため骨格の改善は難しくなります。場合によっては抜歯をして歯を移動させるためのスペースを作ったり、外科矯正により顎を動かして噛み合わせや顔の見た目を改善する必要があります。骨格に問題のある反対咬合は幼少期から治療を始めた方が、効果が得られやすい為、もし、3歳児検診などで反対咬合(受け口・しゃくれ)を指摘された場合、できるだけ早めに歯医者さんに相談しましょう。

第一期治療で永久歯がきれいに並べば治療が終了しますが、理想的な歯並びや噛み合わせにするのは第二期治療からです。ご家族や本人が納得すれば第二期治療が不要になることもあります。

~受け口の場合~「矯正方法の違いって?」歯並びの悩みごとに原因と適した矯正方法を説明 | ハーウェル 矯正歯科の総合サイト

    • 受け口は、出っ歯より早い時期に治療を始めるべきです。
    • 上顎の成長ピークが4〜6歳くらいにあるため、早期治療が効果的です。
    • 受け口がひどくなると外科矯正が必要になることもあります。

3歳児検診などで反対咬合(受け口・しゃくれ)を指摘された場合は、できるだけ早めに相談しましょう。骨格に問題のある反対咬合は幼少期から治療を始めることで効果が得られやすいです。

~ガタガタ(叢生)の場合~叢生(そうせい) | 症例別 | 周南市:透明マウスピース矯正「インビザライン」

叢生の場合でも奥歯の噛み合わせが良い場合は比較的遅くから治療しても問題ありません。ただし奥歯の嚙み合わせがずれている場合は骨格の歪みの問題があるため早期から治療を開始することが理想です。

 

小児矯正の受診のポイント

  • 治療を無理強いしない医院:矯正治療の方法は医院によって異なります。場合によっては要望と合わない場合もあるでしょう。イメージ・要望に合わないのに治療を続けるのはストレスになる為、治療法を提示し、患者に考える時間を与えてくれる歯科医院を選びましょう。
  • 精密検査の機器など必要な設備が充実しているかどうか:当院では矯正のカウンセリングの場合、お口の中の写真撮影、CT・セファロ撮影、顔貌写真(お顔の写真)、を行います。
  • 通いやすい環境:学校や自宅など生活圏内でご家族が通いやすい距離にあり、長期間の矯正治療でも通院の負担が少なくできる医院を選ぶのがおすすめです。
  • メリットやデメリットを説明してくれるかどうか:治療費や装置の見た目、痛みなど詳しく説明してもらえる医院がおすすめです。

 

セファロ分析とCT撮影

セファロ撮影

パノラマX線撮影装置 - Point 800 HD 3D PLUS - PointNix - セファロX線撮影装置 / 歯科用CTスキャナー ...

「セファロ分析」は、1931年Hofrath(ドイツ)とBroadbent(米国)によって紹介された頭部エックス線規格写真測定法(セファロ写真計測法)が始まりといわれており、セファロは、一般の歯科医院にはない矯正歯科専用の特別なレントゲンです。

セファロ撮影でわかること

  • 頭を基準にした“歯の傾き”
  • 上下の顎骨の位置関係
  • 歯列の形態、位置に関する特徴や成長

以上の3点を確認することができ、今後どのように成長していくかも予測することができます。

セファロ分析の目的

セファログラム(治療後撮影)

セファロ分析の本来の目的は、不正咬合とその背景にある顎骨形態異常や頭蓋顔面成長発育のパターンを研究することであり、規格化されたエックス線写真を撮影して分析し、顎顔面の成長パターンを把握することでした。

その後、矯正治療の治療前や、治療中、治療後にセファロ写真を重ねることで、歯の移動や顎骨の変化の把握に用いられるようになってきました。現在は、セファロ分析をすることでさまざまな情報を得ることができるので、矯正治療の治療目標を設定する際に非常に重要な役割を果たしています。

セファロには、正面と側面がありますが、それぞれで評価できる項目が異なります。

正面セファロでは、主に左右のバランスや傾き、歪みを評価します。具体的には、上下顎の正中のズレ、咬み合わせのラインの傾き、下顎の左右対称、上下顎の歯が並ぶ部分の幅などを評価します。

側面セファロでは、主に前後方向の形や角度を評価し、このことをセファロ分析と呼ぶことが多いです。具体的には、上顎骨、下顎骨の大きさと位置、下顎骨の形、歯に関する特徴として前歯の傾き、前歯同士の角度、上下顎大臼歯の位置と位置関係などを評価します。

CT撮影の役割

歯科用CTの活用 | 茅ヶ崎の歯医者 | 茅ヶ崎デンタルクリニック

歯科矯正治療において、CT(コンピュータ断層撮影)は重要な役割を果たします。

通常のレントゲン(パノラマ)では眼窩底から顎の下までを2次元的に撮影することができ、歯の状態だけではなく歯周病による顎の状態まで確認することができます。一方CTでは3次元的に歯や顎を立体的に撮影することができます。パノラマ撮影でリスクを感じた患者さんに、CTによる診断を勧めることが多いです。

  • 埋伏歯の診断
  • リスク管理と治療計画
    • 歯科用CTは、歯の位置関係や骨の質・高さ・形、神経などの重要な情報も確認できるため、無駄のない治療計画やリスク管理に役立ちます。
    • また、CTは三次元画像で表示されるため、患者さんにも分かりやすく、症状と治療の説明に活用できます。

 

骨格や歯並びが悪いことで生じる問題

虫歯や歯周病

乳歯の虫歯と歯並びの関係

歯がきれいに並んでいないと頑張って歯ブラシで磨いたつもりでも磨き残しが多くなってしまいます。特に叢生の方など歯が前後に重なり合っている方は歯垢や汚れが溜まりやすいので、虫歯や菌が繁殖して歯周病のリスクも高くなります。また乳歯の段階で早くに虫歯で歯を失ってしまうと後ろの歯が移動し、控えている永久歯が生えるスペースを狭くしてしまうため永久歯の歯並びが前後するリスクが高くなります。

発音

言葉を発するうえで舌の動きが重要になってきます。ところが歯と歯の間に隙間があったり、歯がまっすぐに生えていないと舌を正しく動かすことができないため発音に問題が生じてしまいます。

全身の不調

噛み合わせは顎関節だけではなく、顎周辺の筋肉や関節は体の軸をなす背骨とも繋がっており、偏った噛み癖や顎骨のズレが首から上の筋肉や全身のバランスにじわじわと影響を与えていきます。噛み合わせの悪さが原因となって「頭痛」や「肩こり」が引き起こされてしまうケースは少なくありません。最悪の場合、顎がずれると、首の骨(頸椎)と頭蓋骨の関節が歪んで自律神経の伝達が滞り、動悸やめまい、吐き気などの症状が現れるなど自立神経へ影響を及ぼします。

顎のトラブル

嚙み合わせがずれていると顎が正常に動かせなくなり、そのため顎に違和感、痛み、雑音などの症状があらわれます。アゴの痛み・顎関節症|福岡市博多の整体 ブルームカイロプラクティック

 

顎を発達させることで得られる効果

顎がしっかり成長しないと、永久歯が生えるスペースが足りなくなるほか、歯がまっすぐに生えることができず、叢生になるリスクが高くなります。

よく噛むことが重要

顎が成長段階の時期のお子さんは特によく噛んで食事することが大事です。カレーやハンバーグなど柔らかいものを中心とした食事を続けていると顎が十分に発達できないためしっかり噛みこみが重要な食事を意識しましょう。

顎の骨の成長の段階

4~5歳頃になると顎が大きく成長し永久歯の生えるスペースが確保されます。さらに奥歯が生えてくる6歳頃になると永久歯が生えてくるスペースをさらに確保する必要があるため、顎が再び発達します。14歳頃になると永久歯が生え揃い上顎の成長は止まりますが身長が伸びるにつれ下顎は成長し続けます。

顎が小さいと・・・

顎がしっかり成長しないと永久歯が生えるスペースがなくなり、歯がまっすぐに生えることができず叢生のような歯がデコボコしたような歯並びになってしまいます。

歯並びに悪影響をもたらす生活習慣

指しゃぶり

指を口に入れている状態を続けると、前歯に隙間ができたり、前歯が前にでてきたり、噛み合わせが左右にずれたりと、歯並びが乱れる原因になります。5歳を過ぎても指しゃぶりをつづけていると矯正治療が必要なほど歯並びが乱れる原因になります。ただ無理にやめさせるのはお子さんの精神上よくないため、癖を治してあげる工夫をしましょう。

噛み癖

おしゃぶりやタオル、爪などを噛む癖がついているお子さんは歯並びや顎の成長に問題が生じる可能性があるため、4歳までに癖を治してあげる工夫をしましょう。

舌を出す癖

食べ物を飲み込むときに舌を突き出したり、ボーっとしているときに無意識に舌が歯の間から出ていたりします。このような癖があるとお口の中の下あたりや前のほうに舌が置いてあるので、歯を押してしまっていることが多く、歯並びの悪化に繋がるだけでなく、舌の位置が前に出ていたり下に下がっていると口呼吸になりやすかったり、食べる力の低下、滑舌の悪化にも影響します。正しい舌の位置は、前歯の裏に先端が位置して、そこから舌を吸盤みたいに上あごにつけている状態が正しい状態です。(右図)

頬杖

頬杖が癖になると噛み合わせが深くなったり(ディープバイト)、ずれてしまうだけでなく、顎の成長に支障をきたします。

口呼吸

口腔筋機能療法(MFT) | 浅草歯科・歯医者≪いしやま歯科・矯正歯科 浅草≫台東区インビザライン・矯正歯科・小児矯正・歯科医院

口呼吸の癖がついているお子さんは鼻で呼吸ができるよう練習をしましょう。口呼吸することでお口の中が乾燥し菌が繁殖し虫歯になりやすく、集中力の低下を招きます。また乳歯の時期に早く虫歯で歯を失ってしまうと永久歯の歯並びに影響します。顔の筋肉や骨格の発達にも影響を与えるので顎がなくて口元が出ている「アデノイド顔貌」という独特な顔つきになりやすいでしょう。食事で噛む回数が少なく、舌や口周りの筋肉がしっかりと鍛えられないと、口呼吸になりやすいといわれています。最近ではお子さんの就寝時の口呼吸予防のテープなども販売されております。

 

口呼吸が続いて口周囲の筋肉が緩んでしまっている筋力不足の場合には、口腔筋機能療法(MFTという、口周囲の筋肉トレーニング方法も効果的です。特に10歳ぐらいまでの成長途中の子どもには絶大な効果を発揮します。しかし大人になると顎の骨や筋肉の成長が止まってしまうため、MFTにより舌癖を改善する効果は限定的です。この訓練法によって口周りの筋肉を強化し、さらには鼻呼吸をするのに大事な舌の筋肉の強化、また正しいポジションを身につけるようにします。

自宅で簡単にできる口腔筋機能療法(MFT

  1. 唇のトレーニング:口を少し開き、上下の唇を上下の歯の間に巻き込むように入れ込み、その後「パン!」と音を鳴らします。力をぬいて、もう一度同様に「パン!」と鳴らします。これを20回~30回行って1セットとし、1日に3セット行いましょう。
  2. 舌のトレーニング:舌を上の前歯の裏側の歯茎のふくらみの部分よりも少し下(スポットポジション)に置きます。舌の先端をスポットポジションにつけたまま、舌全体を口の天井部分(口蓋)に吸い上げます。そしてそのまま口を大きく開けて、舌で口蓋をはじくようにして「タン!」と音を立てます。これを10回~15回行って1セットとし、1日3回していきましょう。
  3. ガムチューイング:ガムを奥歯で噛み、唾液が出てきたら、奥歯を噛みしめて唾液を飲み込みます。ガムをよく噛んでやわらかくなったら、舌でガムを口蓋(口の天井部分)に吸い上げ、できるだけ広い範囲にガムをひろげてくっつけるようにします。その後、ガムがずれないように舌でガムを押さえつけたまま、奥歯を噛んで唾液を飲み込みます。これを1日に2回~3回行いましょう。

あいうべ体操

あいうべ体操 | セルフケア | 福岡のみらいクリニック

「あ」「い」「う」と大袈裟なくらい口を大きく動かして発音し(実際に声は出さなくても構いません)、「べ」は舌を思いっきり前にだしてやってみましょう。この「あいうべ」をセットとし、1セットを5秒くらいのゆっくりした動作で行い、1日に30セット行いましょう。

 

当院では矯正されるお子様にご自宅でできるトレーニング資料をお渡ししております

矯正治療はお子さんの症例によって、始める時期や行う方法が異なりますので、相談して最適なタイミングを見つけましょう。

当院ではお子様のお口の中の状況に合わせた矯正方法を考案、提示させていただいております。キッズスペースもございますのでまだ歯医者に慣れていないお子様もゆっくり歯医者に慣れながら治療を行っていただくことが可能です。

お子さんのお口で何か気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい。

 

 

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