
ドライマウスとは?口の乾きの原因と受診の目安
この記事のポイント
- 口の乾きが続くときは、水分不足や加齢だけと決めつけず、歯科医師や医師に相談しましょう。
- 薬が関係する場合もありますが、自己判断で中止・減量せず、処方した医師に確認してください。
- 水を少しずつ飲む、無糖のガムを無理なく使うなどの工夫と、お口の清掃を続けます。
- 乾燥は虫歯や口の中の感染につながることがあります。保湿用品だけで様子を見続けず、原因に合う対応を確認しましょう。
口が乾く、ネバつく、食べ物を飲み込みにくい。そんな変化が続いても、「水を飲めば大丈夫」「年齢のせい」と思っていませんか。ドライマウスには薬や体の病気などが関係することもあります。口を潤す工夫をしながら原因を確認し、食事や会話に困っているときは早めに相談しましょう。
マンガで解説
ドライマウスとは?口の乾きの原因と受診の目安の漫画解説
口の乾きが続いたら

薬は自分でやめない

無理なく口を潤す

潤すだけでなく、歯も守る

こんなときは早めに相談

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ドライマウスは、唾液とお口の状態に関係します
ドライマウスは、口の中が十分に潤わず、乾燥を感じる状態です。唾液は食べ物を湿らせ、かんだり飲み込んだりすることを助けます。また、食べかすを洗い流し、歯を守る働きもあります。
緊張したときに一時的に口が乾くことはあります。一方で、乾燥が続く、ネバつく、舌や唇が荒れる、話しにくいなどの変化がある場合は、口の状態を確認することが大切です。症状の数だけで病名を判断するものではありません。
口の乾きの原因と受診の目安
原因は一つとは限りません。血圧の薬や一部の抗うつ薬、アレルギーに使う薬などが関係することがあります。シェーグレン症候群や糖尿病、頭や首の放射線治療などでも口の乾きが起こることがあります。乾くという症状だけで、こうした病気があると決まるわけではありません。
米国国立歯科・頭蓋顔面研究所は、口の乾きは正常な加齢の一部ではないと案内しています。「年を取ったから仕方がない」と片付けず、乾燥が続く場合は歯科医師や医師に相談してください。食べにくい、飲み込みにくい、話しにくいなど、生活に支障があるときは早めに連絡しましょう。
薬は自分で中止・減量せず相談します
薬を飲み始めた後などに乾燥が気になる場合も、自己判断で服用を止めたり量を減らしたりしないでください。処方した医師に症状を伝え、必要な対応を相談します。薬の変更が必要かどうかは、治療中の病気も踏まえて判断することになります。
受診時には、お薬手帳などで使っている薬を伝えましょう。「いつから乾くか」「食事や会話で困ること」「治療中の病気」も整理すると、経過を共有しやすくなります。
自宅では、口を潤す工夫から始めましょう
水を少しずつ飲み、食事のときにも口を潤すと、食べ物をかんだり飲み込んだりしやすくなることがあります。水分量について医師から指示を受けている方は、その指示に従ってください。水を飲んで楽になっても、原因が解決したとは限りません。
無糖のガムは、唾液の分泌を促すための選択肢です。ただし、かむことや飲み込むことに不安がある場合は無理に使わず、担当者に確認しましょう。甘い飴をなめ続ける方法に置き換えないことも大切です。
刺激になるものを見直します
タバコやアルコールは口の乾きを悪化させることがあるため避け、カフェインを含む飲み物も控えめにします。辛い物や塩辛い物がしみるときは、無理に食べないでください。夜間の乾燥には室内の加湿が役立つ場合もあります。
保湿用のジェルや人工唾液などを使う方法もあります。どれが合うか、どう使うかは歯科医師などに相談し、製品の説明に従ってください。保湿用品は症状を和らげるためのもので、すべての原因を治すものではありません。
虫歯や口の中のトラブルも予防します
唾液が不足すると虫歯や口の中の真菌感染が起こりやすくなります。真菌はカビの仲間です。乾燥への対策とあわせて、毎日の歯磨きなどのお口の清掃と、歯科での定期的な確認を続けましょう。乾くことを理由に清掃をやめるのではなく、痛みがある場合は負担の少ない方法を相談してください。
口の中の傷やできものが長引く場合は、乾燥のせいだけと決めつけないでください。関連する受診の目安は、口内炎が長引くときの対応でも説明しています。
歯科で原因と必要な対応を確認しましょう
診察ではお口の状態や病歴、使用している薬などを確認します。必要に応じて唾液の量を調べたり、医師と連携して体の病気について確認したりします。全員に同じ検査や薬が必要になるわけではありません。
石野歯科医院の診療内容は一般歯科のご案内をご覧ください。天王寺区の当院へ来院する際は、所在地・最寄り駅からのアクセスも確認できます。乾燥が続くときは、日常で困っていることを診察時にお伝えください。
よくある質問
口が乾くのは、年齢のせいなのでしょうか?
年齢だけで決めつけないでください。薬や体の病気などが関係する場合もあります。乾燥が続くときは、歯科医師や医師に原因を確認してもらいましょう。
薬を飲んでから口が乾きます。服用をやめてよいですか?
自己判断で中止・減量しないでください。症状と使っている薬を処方した医師に伝え、必要な対応を相談しましょう。歯科を受診するときもお薬手帳などを持参してください。
口の乾きには、飴やガムを使ってよいですか?
唾液を促すために無糖のガムなどを使う方法があります。甘い飴をなめ続ける方法は避け、かむことや飲み込むことに不安がある場合は無理に使わず相談してください。
水を飲めば楽になりますが、受診したほうがよいですか?
水で一時的に潤っても、原因が解決したとは限りません。乾燥が続くときや、食事・会話・飲み込みに困るときは、歯科医師や医師に相談してください。保湿用品だけで長く様子を見続けないことが大切です。
参考資料
お口のお悩みは石野歯科医院へ
お口に関するお悩みなどございましたら、天王寺区の歯医者・石野歯科医院へお気軽にご相談ください。四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩5分、谷町九丁目駅から徒歩7分、上本町・天王寺からも通いやすい立地です。
アクセス・診療時間を見る院長紹介

石野 貴嗣
石野歯科医院 院長・歯科医師
石野歯科医院の院長。大阪歯科大学卒業。インプラント、マウスピース矯正(インビザライン)、審美歯科を専門とし、患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な治療を心がけています。
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